バリアフリーという言葉は段差を嫌うものなので、和風旅館はバリアフリーでないところがほとんどです
和室は靴を脱ぐのが前提なので、靴を脱ぐのが玄関である旅館、客室である旅館があります
靴を脱ぐところには、泥が部屋に入らないように段差を設けてあります
また湯船に排水が入らないように、段差を設けていて、それに対する配慮として、近年では金属の手すりがついています
風呂に段差がなければ、排水が風呂に入ってしまい不潔になります
和風旅館の客室は畳であることが多い
基本はふとんで、ベッドがある部屋のことは和洋室と呼びます
ベッド派のひとにはありがたい和洋室ですが、ベッドを置くスペースのため、部屋食不可の宿もあります
ベッドのある部屋で食事をさせたところ、狭いとか、ちゃぶ台のようなもので食べさせられたなど心ないクレームもあるため、ベッドがあり、部屋食を提供するとなると、特別室くらいのスペースが必要になります。スペースが広い分値段もあがるということです
ベッドを希望するなら食事処、部屋食を希望するならふとん という組み合わせがリーズナブルでしょう
基本、畳の場所は、車椅子も不可になります
車椅子のタイヤをふくので、畳の場所も車椅子でという方もいますが、畳はタイヤをひきまわすことを前提としていない、車椅子を前提としていない時代のイグサのマットなので、跡がついたり、痛んだりして断られることがほとんどかと思います
畳の場所はキャリーバックもひきまわさないことがマナーです
外をひきまわしたキャリーバッグを畳の上でひくこともマナー違反です
2006年以降客室数が51室以上あるホテルでは、ユニバーサルルームの設置が必要になってきています。当然車椅子対応のトイレも設置しなければなりません。ユニバーサルルームというのは、車椅子で移動が可能な部屋のことです。海外ではアクセシブルルームとも呼びます
車椅子で通れるスペースを確保するために、部屋の広さが求められますが、既存のホテルでユニバーサルルームを設置するスペースや、不景気のため予算がない場合、室数を減らすところもあるかもしれません。これが一番予算がかからないからです。収入がへるのは痛手ですが。
スペースがなく、予算がある場合は、2部屋を1部屋に改装すれば、スペースの確保が可能かもしれません。51室以上あるホテルというのは、ビジネスホテルである場合も多く、2部屋を1部屋に改装するのは痛手かもしれません。
不景気のなか頑張っていて施設全体が老朽化している。通常の部屋の改装をする予算もないのに部屋をしつらえる予算がないかもしれませんので、 ユニバーサルルームがないことをあまり責めないであげてほしいものです。