部屋にコーヒーサーバーを置いている旅館というのは、窓際に板張りのスペースを広く設けていて、そこにテーブルやソファーがある場合に限られます
客室にコーヒーを置かない理由は、部屋にこぼされて、汚れるからです
板張りのスペースを設けていても、畳のほうに運ぼうとしてつまづいたり、なみなみに入れていてこぼす。コーヒーをこぼされたシミは消えません
客室にコーヒーを置いていなくても、コンビニコーヒーや缶コーヒーを部屋に持ち込み、盛大にふすまにこぼす人がいるのです。その点日本茶なら、畳にシミを残すことも少ないでしょう
客室に日本茶以外を置かない理由は、
お茶のサービスのために、急須と湯のみを用意していますが、湯のみでコーヒーをのんでくれる人はいませんから、カップとソーサーや、マグカップの用意が必要になるからです
コーヒーのシミはカップにもつきますから、メンテナンスをしないと、カップがきたないとクレームになります。
砂糖にミルクも必要です
コーヒーを置くと、コーヒーが飲めないから紅茶をくれとも言われます
清掃会社との契約があって、湯のみと急須は含まれていても、コーヒーカップは含まれていないケースがあり、掃除を増やすと追加料金がかかるのです
また、社員にさせる場合でも、客室に生け花やコーヒーのサービスは時間がかかるのです 。
客室に花を置かないのは、夏場高温になり痛みやすい場所です。また運搬時に茎がおれて花がしおれるとクレームになることもあります。花の水換えも時間のかかる作業です。また花自体コストがかかります
夕食時にケーキを注文した、サービスしてもらったときに、コーヒーがいるという人がいますが、通常コーヒーを使用しないスペースに人数分のコーヒー紅茶を用意するのは大変なのです。
それに緑茶を飲んだからといって、夜ねむれないことはありませんが、コーヒーを飲んで寝つきが悪くなることもあります。
それでも自分で要求して準備させたものなら文句はいわないし、コーヒーを夜のんでも寝れるひとかもしれませんが、コーヒーをサービスしたことで、寝つきが悪くなり、部屋で外や廊下の騒音がきになり 、クレームにつながることもあるかもしれません。
旅館やホテルは宿泊施設なので、夜はしっかりと睡眠をとってもらいたいのです。
だからお酒は出すけれど、カフェインの多いコーヒーや紅茶は出さないのです
禁煙の旅館は増えてきたかもしれませんが、ノンアルコールの旅館というのはきいたことがありません。ストレスが多く、温泉旅行に癒しを求めるタイプは、喫煙やアルコールの習慣をもつ人が多く、普段お酒を飲まない人も、宿泊するから、ビールや日本酒1本程度はたしなみます
その程度であれば、リラックス効果が高まるでしょう。
飲み放題のビールサーバーがある宿に泊まって、吐くほど飲んで泥酔するのはみっともないことです。飲酒の習慣があるのなら、自分の適量を早めに知ることです。